2009年7月31日、同日付の上海証券報は、中国でこれまでに09年上半期（1―6月）の域内総生産を発表した27の省・直轄市・自治区のうち、成長率が8％以上の地域が3分の2を占めていると報じた。専門家は「各地区のデータは経済の回復基調を示しており、政府が掲げる目標の『経済成長率8％の維持』の達成は実現可能だ」との見方を示している。

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27地域のうち、成長率が8％以上の地域は19カ所、10％以上の地域は13カ所あった。成長率が最も高かったのは天津市と内モンゴル自治区で、ともに16．2％。27地域の平均値となる＋7．1％を下回ったのは5地域のみだった。

政府系シンクタンクの国家情報センター・経済予測部の張永軍研究員は「全体的に回復傾向が鮮明になってきている。全国で景気が順調に回復してきていると判断して間違いないだろう」とコメントした。（翻訳・編集/東亜通信）