2009年7月26日、AP通信によると、北朝鮮では韓国の映画やドラマを見ることは禁じられており、見つかれば公開処刑になる危険性があるにもかかわらず人気となっており、大量に密輸されているという。環球時報が伝えた。

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韓国統一省に属する研究機関「韓国統一研究院」によれば、こうした状況のもと北朝鮮政府は捜査グループを組織して国境周辺の都市で海外映画やTVドラマの密輸組織の徹底検挙に乗り出しており、公開処刑となったケースもすでに多数あるという。

また、同研究院の調べによれば、北朝鮮では処刑されるリスクを冒してでも韓国の映画やTVドラマを見ようとする人がきわめて多く、ビデオテープの再生には安価な中国製のデッキが使われており、発見された際にはテープをダビングして捜査員に賄賂として提供することも多いという。（翻訳・編集/岡田）