不振続く沿海部経済=内需主導の中西部地区は高成長を達成―中国

Record China    2009年7月27日(月) 14時54分

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09年7月、上半期の山西省をのぞく30省・市の経済統計が発表されたが、各地域の経済成長には大きな差が生じており、省・市GDPの順位が変動しているという。写真は今年5月、貴州省で完成した[土貝]陵河大橋。

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2009年7月、山西省をのぞく30省・市の経済統計(上半期)が発表されたが、各地域の経済成長には大きな差が生じており、省・市GDPの順位付けが変動しているという。25日、香港紙・文匯報が伝えた。

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上半期、大きな成長を見せたのは中西部地区。10%を超える大幅な成長を遂げた省が多い。トップに立ったのは16.2%の内モンゴル自治区。経済的先進地域の東部沿海地区は天津市の16.2%が目立つほかは低迷が続いているという。民間企業が集まる浙江省は6.3%とワースト5位に。上海市は新疆ウイグル自治区甘粛省を下回る5.6%と最下位になった。

国家情報センターの梁優彩(リャン・ヨウツァイ)氏は、中西部地区の成長は内需に支えられたものであり、また東部地区からの産業移転、国家の政策支援が功を奏したものと分析している。国家発展改革委員会対外経済研究所の張燕生(ジャン・イエンション)所長は「外需依存の強い沿海地区が低迷し、内需中心の中西部地区が伸びた」と評価した。(翻訳・編集/KT)

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