中国軍が公式サイト開設へ、目的は西側諸国対策か―英紙

Record China    2009年7月26日(日) 7時8分

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23日、英紙・ガーディアンは「中国軍が公式サイト開設へ」と伝え、情報公開を目指す中国軍部の状況を紹介した。写真は09年7月の中ロ合同軍事演習。

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2009年7月24日、環球時報によると、英紙・ガーディアンは23日、「中国軍が公式サイト開設へ」と題した記事を掲載し、情報公開を目指す中国軍部の状況を紹介した。

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記事によると、毎年2ケタ以上の割合で増加する軍事費や強大な軍事力を誇る中国人民解放軍について、中国政府は「純粋に国防のため」と称しているものの、世界各国はこれを批判し、多くの国が中国に対し警戒感を抱いているという。

こうした状況に対し、中国国防部はこのほど、同部の公式サイトを8月1日から中国語と英語の2か国語でテスト的に開設し、情報公開していくと発表。専門家は「公式サイトの開設はアジアと西側諸国に向けたもの」と見ている。また、清華大学李希光(リー・シーグアン)教授は「中国軍部がパブリック・ディプロマシー分野へ第一歩を踏み出した」と評価している。

一方、国防部新聞事務局の黄雪平(ホアン・シュエピン)副局長は「公式サイトの開設は人民解放軍の対外的な情報公開のための重要なステップである」とし、中国軍の平時の活動や行動の背景など、大量の情報を公開していく考えを示した。さらに黄副局長は「今後は全国に軍関係の報道事務室を開設し、記者会見などを増やしていく」とさらなる情報公開に向けての意気込みを語った。(翻訳・編集/HA)

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