2009年7月23日、四川省甘孜チベット族自治州康定県で大雨による土石流が発生した。同日午後5時時点で4人の死亡、53人の行方不明が確認されている。中国新聞網が伝えた。

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23日午前1時ごろ、康定県に大雨が降り始めた。午前3時ごろ土石流が発生、またたく間に長さ3キロ、幅50メートル、容積300万立方メートルに及ぶダム湖が誕生した。土石流は省道211号線を3キロに渡りのみ込んだほか、電線も寸断、通信も途絶する状態となった。

省道で作業中だった中国路橋集団総公司の作業員4人が死亡、4人が負傷している。また土石流で交通が途絶した地域には97人が取り残されており、現地政府は救助を進めている。（翻訳・編集/KT）