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15日、北京大学メディア研究者の王錦思氏はブログで、借金を返さない中国人の悪しき習慣について論じた。写真は「借金するのに他人を顔色をうかがう必要なんてない」と書かれた銀行の看板広告。
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2009年7月15日、北京大学メディア研究者の王錦思(ワン・ジンスー)氏はブログで、借金を返さない中国人の悪しき習慣について論じた。
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「日本人は戦争の賠償金も払わない。犬畜生よりも劣る」と声高に主張する王氏の友人。この友人は日頃からとても高尚な愛国主義者として尊敬を集めているが、王氏の借金は踏み倒したまま。「どちらが犬畜生にも劣るのか。金なんか貸さなければ良かった」と王氏はため息をつく。
王氏によれば、中国では「借金は返さないのが当たり前」と考える不届き者が多い。しかも、なぜか見た目は誠実そうに見える人ほどこの傾向が強いのだという。借金を申し込む時はもっともらしい理由を滔々と語り、必ずいついつまでに返すと訴える。誠実そうに見えるから、つい信用してしまう。だが、最後には電話もつながらなくなるのがいつものオチだ。
中国で05年に行われた「社会の信用」に関する調査では、85%が「騙された経験がある」、52%が「知らない人は信用しない」と答えた。「知り合いでもむやみに信用しない」人も相当数いたが、これは中国では「親しい人だからこそ騙しやすい」と考える人が多いからだと王氏は嘆いた。(翻訳・編集/NN)
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