Record China 2009年7月8日(水) 16時32分
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8日、新疆ウイグル自治区は今月5日以来発生している暴動のあおりを受け、観光業の年間最盛期を迎える夏休みシーズンに大きな経済的ダメージを受ける見込みだと報じられた。各旅行社ではツアーのキャンセルが相次いでいる。写真は新疆ウイグル自治区。
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2009年7月8日、新疆ウイグル自治区では今月5日発生した暴動が収束していない状態だが、夏休みシーズンを迎えて観光業の年間最盛期を迎える同自治区は、経済的に大きなダメージを受ける見込みだ。信息時報の報道。
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広東省のある旅行会社では、顧客の安全を守るための3つの対策を緊急に打ち出した。現在、同自治区を旅行中のツアー客100人に対しては、ウルムチ市内観光を旅程から削除した。また、帰路の出発地点をウルムチ市から別の都市へ変更する措置をとった。さらに、同日から今月20日までに出発を予定していた同自治区への全ツアーについて、催行を断念。ツアー参加を予定していた600人の顧客に対しては代金の全額返還、あるいは別ツアーへの振りかえに応じている。夏季休暇を楽しみにしていた顧客の9割は振りかえを希望しているという。青海省、内モンゴル自治区、四川省の九寨溝など、シルクロード情緒や少数民族の文化が味わえる地区が人気だ。
また、広東省内の別の旅行社では、今後2週間以内に出発する同自治区へのツアーを取りやめたことで1100人の顧客に影響が出ている。また、現在200人のツアー客が同自治区のカナス湖、天池、トルファン、イリ・カザフ自治州などに留まっているが、利用航空会社は従来通りのフライトスケジュールで運航するため、予定の期日通りに帰路に就くことを保証している。今後のツアー再開のめどについては、旅游局との指導のもとに決定するという。(翻訳・編集/愛玉)
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