近い将来「農民工」は消失する、概念に変化―広東省深セン市

Record China    2009年7月8日(水) 8時58分

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6日、広東省深セン市の王栄市長代理はこのほど、農村から都会への出稼ぎ労働者「農民工」の概念にはすでに変化が起きており、特に深セン市では「農民工」の概念そのものがまもなく無くなるだろうと語った。写真は同市の農民工。

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2009年7月6日、広州日報によると、広東省深セン市の王栄(ワン・ロン)市長代理は、農村から都会への出稼ぎ労働者「農民工」の概念にはすでに変化が起きており、特に深セン市では「農民工」の概念そのものがまもなく無くなるだろうと語った。

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王市長代理は3日に開催された就業問題に関する会議の席上、親の世代から子の世代(第2世代)へと移りつつある農民工について触れ、「農民工とは、富を得るためや生活改善のため、故郷を離れて都会に出稼ぎに来た、いずれは故郷へ戻る人々を指す」と定義し、「しかし現在の第2世代にあたる農民工は、Tシャツにジーパンを着て流行りの髪形に整え、これまでのイメージとは全く異なる。また、彼らの親世代のように故郷へ戻ることもない」とすでに実態が変化していることを指摘した。

王市長代理はさらに、「彼らは深センに住み続けており、少なくとも親世代のように毎年故郷へ戻って春節(旧正月)を過ごすことはない。彼らの生活スタイルは根本的に変化しており、当市の就業と労働管理に新たな影響をもたらしている」と語り、深セン市では農民工という概念そのものが近い将来無くなるだろうとの見方を示した。(翻訳・編集/HA)

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