豚の雌雄産み分けに中国初の成功=「ヒトへの応用も可能」と広西大学の研究班―広西チワン族自治区

Record China    2009年7月5日(日) 12時16分

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3日、広西大学動物繁殖研究所の盧克煥教授らの研究チームが、中国で初めてX、Y精子の分離による豚の雌雄産み分けに成功していたことが分かった。写真は06年、世界で初めてX、Y精子の分離による雌雄産み分け技術で誕生したメスの双子の子牛。

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2009年7月3日、中国紙・広州日報は、広西チワン族自治区にある広西大学動物繁殖研究所の盧克煥(ルー・カーホワン)教授らの研究チームが、中国で初めてX、Y精子の分離による豚の雌雄産み分けに成功したと報じた。

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広西畜牧研究所で先月18日、オスの子豚6頭が誕生した。全頭がオスになるよう雌雄産み分け技術を施していた。続いて23日に生まれた4頭は全頭メス。実験は成功した。この豚の雌雄産み分け技術を確立したのは、同研究所の盧教授率いる研究チーム。産み分けの正確度は100%だという。同教授は06年に世界で初めてX、Y精子の分離による牛の雌雄産み分けに成功し、脚光を浴びた人物だ。

同教授はヒトへの応用について、「男尊女卑の観念が根強く残る中国では一人っ子政策を無視して、男の子が生まれるまで子供を生み続ける人もいる。人口抑制の点から考えれば有効な手段だと思う」と肯定的な考えを示し、「実験許可が下りれば成功は早いと思う。技術的には問題ない」と述べた。(翻訳・編集/NN)

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