元専門学校生の中国人空き巣犯6人、2億円荒稼ぎ=大金手にしても勉学に戻らず―日本華字紙

Record China    2009年7月1日(水) 14時55分

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2009年6月、窃盗容疑で逮捕された中国籍の元専門学校生6人が5府県で空き巣をしたと供述していることが分かった。同事件に関連して日本新華僑報は30日、記事「生活苦を海外華人犯罪の原因とするべきではない」を発表した。写真は渋谷・原宿。

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2009年6月、窃盗容疑で逮捕された中国籍の元専門学校生6人が兵庫や大阪など5府県で空き巣をしたと供述していることが分かった。2年間で140件以上、被害額は2億円に達するという。同事件に関連して、日本の華字紙・日本新華僑報は30日、記事「生活苦を海外華人犯罪の原因とするべきではない」を発表した。

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中国人空き巣犯6人はいずれも「生活苦」を犯行の動機にしているという。こうした例は初めてではない。日本のみならず、世界各国で逮捕された華人はみな同様の供述をしている。しかし「生活苦」が中国人犯罪の原因とみなすことはできない。

在日中国人には留学生、就業者、国際結婚、旅行者などさまざまな立場の人がいる。なかでも生活が苦しいのは「就学生」。日本語を学ぶなど留学の前段階というべき立場にある人々だ。ひとたび大学に進学すれば奨学金を申請することもできるが、「就学生」の段階では自らの力だけで生活しなければならない。また日本語学校で学ぶ2年間のうちに進学が決まらなければビザの延長ができず、帰国せざるをえなくなる。

しかし今、日本には100万人近い華人が住んでいると言われるが、その多くが苦しい「就学生」の立場を経験している。中国から先進国へやって来たとしてそこが天国であるはずもない。汗水垂らして働いて稼いだお金をもとに成功を収めたのだ。一方、空き巣で捕まった6人は労せずして大金を手に入れても学校に戻ろうとはしなかった。つまり彼らが強調する「生活苦」はたんなる方便に過ぎない。(翻訳・編集/KT)

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