Record China 2009年6月30日(火) 20時48分
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2009年6月、北京の米国大使館が発表している大気汚染測定値が注目を集めている。18日には微小粒子状物質「PM2.5」の観測量が最悪レベルの「危険」域に達したという。写真は北京市、建設中のマンション。
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2009年6月、北京の米国大使館が発表している大気汚染測定値が注目を集めている。18日には微小粒子状物質「PM2.5」の観測量が最悪レベルの「危険」域に達したという。29日、新華網が伝えた。
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「6月28日午前7時、非健康的。」これは米大使館がTwitterで発表した大気汚染測定の結果だ。同日同時間帯に北京市環境保護局のウェブサイトには「空気状態はきわめて良好」と表示されている。いったいどちらを信じればいいのか?ネットユーザーには不安が広がっている。
米大使館によると、両者の測定対象は全く異なっており比較はできないという。大使館が測定しているのは微小粒子状物質「PM2.5」、一方の北京市は「PM10」を観測している。米大使館の説明によると、「PM2.5」のほうが健康被害がより顕著だという。
中国気象科学院の張人禾(ジャン・レンホー)院長は大気汚染測定には地域全体を代表する場所を選定する必要があると指摘した。付近に汚染源があれば結果に大きな影響を与えてしまうためだ。米大使館は繁華街に位置しており、測定結果には疑問があるとコメントした。また新華網によると、米大使館の対面では現在大規模なビル解体工事が行われており、大量の粉じんが飛び散っていると伝えている。(翻訳・編集/KT)
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