<続報>倒壊事故があった地域のマンション群、購入キャンセル相次ぐ―上海市

Record China    2009年6月29日(月) 13時27分

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28日、上海市で建設中の13階建てマンションが突然倒壊した事故で、マンション購入者のうち、すでに400人がキャンセルの申し立てをしていることがわかった。

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2009年6月28日、上海市閔行区で27日、建設中の13階建てマンションが突然倒壊し、作業員1人が死亡した事故で、倒壊したマンションを含む11棟のマンションの購入者のうち、すでに400人がキャンセルの申し立てをしていることがわかった。上海の地元紙「新聞晩報」が伝えた。

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倒壊したマンションは閔行区の「蓮花河畔景苑」。28日午前10時の状況では、他の10棟に変化は見られないものの、安全性の懸念から購入キャンセルが相次いでいる。上海市城郷(都市・農村)建設および交通安全委員会(以下、建設交通委)の責任者は「マンション周辺住民の避難解除がいつになるかはまだ言えない」としており、倒壊原因については「あらゆる角度から科学的な調査を行う必要があるため、1日や2日では判明しない」と話している。

マンション購入者約400人は販売会社側に契約の取り消しを求めるとともに臨時購入者委員会を設置。今後、開発会社との話し合いを進めていくという。また、上海市建設交通委や閔行区政府、上海市安全生産監督管理局も事故原因究明を含めて協力していくことを決定。事故についての調査結果は、今後逐次公表するとしている。(翻訳・編集/本郷)

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