<中華経済>中国国有企業の1−5月利益が30%減、下落幅は縮小傾向―財政部

Record China    2009年6月25日(木) 6時0分

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22日、中国財政部は同国国有企業の09年1―5月期の利益総額が前年同期比30.3%減の4254億元(約6兆円)だったと発表した。写真はたばこ工場。

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2009年6月22日、中国財政部は同国国有企業の09年1―5月期の利益総額が前年同期比30.3%減の4254億元(約6兆円)だったと発表した。財政部HPより。

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国有企業の利益は08年1―8月期から前年同期比で減少率が急拡大したが、09年に入り、改善傾向が続いている。1―2月の減少率は43.7%、1―4月は32.3%だった。

1―5月、全国の国有企業の売上高は前年同期比7.4%減の7兆7562億9000万元(約108兆円)で、減少率は1―4月期に比べて0.1ポイント拡大した。うち、国有資産監督管理委員会が直轄する「中央企業」の売上高は同6.4%減、地方国有企業の売上高は同9.1%減だった。5月単月の全国有企業の売上高は4月に比べ2.1%増加していた。

産業別に1―5月の業績をみると、たばこ・不動産施工・建材・石化の分野では利益拡大が継続、石油・機械・自動車・電子などでは利益の減少ペースが緩やかになった。一方、鉄鋼・海運などの企業は赤字が拡大した。(翻訳・編集/東亜通信)

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