<北朝鮮船舶>臨検には十分な証拠が必要、各国は慎重な行動を―中国外交部

Record China    2009年6月24日(水) 10時3分

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2009年6月23日、中国外交部の秦剛報道官は定例記者会見に出席、北朝鮮船舶の貨物検査(臨検)問題にコメントした。関係国に事態を悪化させる行動を慎むよう呼びかけている。写真は鴨緑江沿岸の北朝鮮兵士。

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2009年6月23日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見に出席、北朝鮮船舶の貨物検査(臨検)問題にコメントした。23日、中国網が伝えた。

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現在、一隻の北朝鮮船舶がミャンマーを目指して航海中であり、米イージス艦が追跡していると報じられている。秦報道官は、北朝鮮船舶に対する貨物検査(臨検)は安保理決議と国際法及び国内法を順守して慎重に行うべきと発言した。検査には「十分な証拠と合理的な理由があること」が前提になるとの見方を示し、関係国にさらに事態を悪化させる行動を慎むよう呼びかけている。

中国網は「海洋法に関する国際連合条約」によれば公海上での外国船舶に対する貨物検査は違法だと指摘、現行の国際法は大規模破壊兵器やインドやイスラエル、パキスタンなど核拡散防止条約(NPT)非加盟国による核物質輸送をも認めていると伝えた。(翻訳・編集/KT)

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