Record China 2009年6月25日(木) 8時59分
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23日、中国紙・中国青年報の社会調査センターが行った「親孝行」に関するアンケートによると、7割近くの人が「自分たちの生活で手一杯で親孝行したくても出来ない」と答えているという。写真は江蘇省南京市の老人ホーム。
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2009年6月23日、中国紙・中国青年報の社会調査センターが行った「親孝行」に関するアンケートによると、7割近くの人が「自分たちの生活で手一杯で親孝行したくても出来ない」と答えていることが分かった。中国青年報が伝えた。
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アンケートは調査会社の益派市場調査公司を通じて行われた。対象は3144人。うち80年代生まれが65.8%、70年代生まれが23%を占めた。まず、「親孝行」の概念について、83.7%が「精神的に支えること」、73.3%が「経済的に自立し親に迷惑を掛けないこと」、63.6%が「出来るだけ傍にいて面倒を見ること」と回答した。
「年老いた両親の面倒を見ること」については、65.7%が「仕事や生活に手一杯でしたくても出来ない」、53.1%が「1人っ子だから複数の親の面倒をみる」、52.9%が「遠くに住んでいるから面倒を見ることが出来ない」とした。
中国人民大学社会・人口学院教授で老年学研究所の杜鵬(ドゥー・ポン)所長によれば、中国の60歳以上の老人のうち、介護が必要な人は8.9%に当たる1400万人に上る。だが、老人ホームは全国にわずか275万床。そのため、61.3%が「政府は多くの予算を投じて老人ホームの充実を図って欲しい」と回答した。(翻訳・編集/NN)
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