Record China 2009年6月23日(火) 11時6分
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22日、中国紙は、中国問題に詳しい前米太平洋艦隊司令官ジェームズ・ライオンズ氏の寄稿を掲載。同氏は「中国は欺瞞に満ちた戦略で米国の西太平洋ひいては世界における戦略に真っ向から挑戦している」と論じている。写真は05年4月、渤海湾で行われた野戦演習。
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2009年6月22日、中国紙・環球時報は、中国問題に詳しい前米太平洋艦隊司令官ジェームズ・ライオンズ(James Lyons)氏の寄稿を掲載。同氏は「中国は欺瞞に満ちた戦略で米国の西太平洋ひいては世界における戦略に真っ向から挑戦している」と論じている。
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同氏によれば、中国は米国をはじめとする民主主義国家を敵対視する北朝鮮やイラン、ベネズエラなどの国々と友好関係を結び、影響力を増大させている。つまり中国はこれらの国々を“代理人”に仕立て、米国をじわじわ追い詰めようと画策しているというのだ。その上で、同氏は米国にとって重要なのは中国との協力関係強化に努めると同時に、中国の「裏の姿」にもしっかりと目を向けることだと訴えた。
北朝鮮は4月、人工衛星の名目で長距離弾道ミサイルの発射を強行したが、同氏によれば、米国やその同盟国にとって中国による最も危険な軍事威嚇は、北朝鮮、イラン、パキスタンに核やミサイル技術を垂れ流していること。6カ国協議で国際社会の信任を得た中国だが、その中国こそが北朝鮮の核開発に多大な支援を行っていることを忘れてはならないと強調した。
その上で、中国は経済、貨幣、軍事力ともに増強を続けているが、米国は中国のこのような欺瞞に満ちた行動を阻止し、米国の影響力を低下させようと企む中国の真の姿をしっかりと把握する必要があるとした。(翻訳・編集/NN)
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