死刑執行方法、年内に「銃」から「薬物」へ全面切り替え―北京市

Record China    2009年6月16日(火) 11時56分

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15日、北京市は年内に死刑の執行方法を従来の銃殺から薬物注射に切り替える方針を明らかにした。写真は01年、湖北省武漢市で開かれた麻薬密売人に対する公開裁判。

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2009年6月15日、中国メディアによると、北京市は年内に死刑の執行方法を従来の銃殺から薬物注射に切り替える予定であることが分かった。英BBC放送の中国語版が伝えた。

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中国の現行の「刑訴法」によれば、死刑執行は「銃殺あるいは薬物注射などの方法」となっている。だが、薬物注射を行うには専門の設備や知識を持った人員が必要であるため、今のところ中国では銃殺が一般的だ。北京市郊外の北京第一看守所付近には「死刑注射執行室」が設置され、年内には正式に使用が開始される予定。

国際人権団体アムネスティ・インターナショナルによると、中国は昨年、全世界の死刑執行件数(2390人)の約7割にあたる1700人以上の死刑を執行している。(翻訳・編集/NN)

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