10年前に見つかった恐竜「尾羽竜」の足跡、世界初の発見と断定―米中合同チーム

Record China    2009年6月15日(月) 12時28分

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14日、中国東北部の遼寧省で10年前に見つかった恐竜の足跡がカウディプレリクス(尾羽竜)のものだと分かり、調査報告が間もなく発表される。写真はカウディプレリクス(尾羽竜)の復元図。尾に羽根が生えていることからこう命名された。

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2009年6月14日、中国東北部の遼寧省で10年前に見つかった恐竜の足跡がカウディプレリクス(尾羽竜)のものだと分かり、調査報告が間もなく発表される。新京報が伝えた。

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調査によりこれらの化石が世界初の発見となることが分かった。遼寧省北票市四合屯で98年、1億2800万年前の地層から発見された4つの恐竜の足跡だ。長さの平均は14cmでうち1つは半分ほどの大きさ。どれも保存状態は極めて良い。平均体長は推定1m50cm。2〜3体の群れによるものと見られている。四合屯は「熱河生物群」と呼ばれる化石の宝庫。90年代からこれまでに毛の生えた恐竜の化石が多数見つかり、現在の鳥類との関係を探る上で貴重な資料となっている。今回の発見ではカウディプレリクスが群れで行動することが初めて証明された。

調査チームのメンバーは中国地質科学院地質研究所の●立達(シン・リーダー、●は形のつくりがおおざと)氏、米ユタ州立ディクシーカレッジのジャレッド・ハリス教授、中国地質博物館の馮向陽(フォン・シアンヤン)研究員ら。15日に共同で調査報告を発表する。(翻訳・編集/NN)

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