訪中したペロシ米議長の人権問題回避に「勝利宣言」―中国メディア

Record China    2009年6月9日(火) 10時31分

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8日、中国の人権問題を批判し続けてきたナンシー・ペロシ米下院議長が、先月24日からの訪中で「態度を一変させた」と中国メディアが報じた。写真は北京の人民大会堂。

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2009年6月8日、中国の人権問題を批判し続けてきたナンシー・ペロシ米下院議長が、先月24日からの訪中で「態度を一変させた」と中国メディアが報じた。環球博客が伝えた。

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記事はこれまで一貫して中国批判を続けてきたペロシ議長を「にくらしい反中女性」と表現。同議長の訪中は91年に次いで2度目だが、今回の訪問で驚異的に発展した中国を目の当たりにしたことでかなりの衝撃を受け、その態度を一変させたと誇らしげに報じた。同議長が訪中に関する記者会見で「人権問題」への言及を避けたことに対する「勝利宣言」とみられる。

記事はまた、同議長に続きグレーション米スーダン担当特使やガイトナー米財務長官が相次いで訪中したことも取り上げ、「国際社会における中国の地位が強大化した証拠」と指摘。世界最強の経済体となった中国を「もはや誰も軽視できない」とし、ペロシ議長の態度好転は米中関係の今後に決定的な意義をもたらしたと強調した。(翻訳・編集/NN)

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