中国はなぜ第2のシリコンバレーにならないのか―米メディア

Record China    2009年6月4日(木) 16時41分

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3日、米メディアはこのほど、「中国はなぜ第2のシリコンバレーにならないのか」と題した記事を掲載し、ベンチャー企業が活況を呈している中国とシリコンバレーの違いを紹介した。写真は「中国のシリコンバレー」とも呼ばれる北京・中関村。

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2009年6月3日、環球時報によると、米メディアはこのほど、「中国はなぜ第2のシリコンバレーにならないのか」と題した記事を掲載し、ベンチャー企業が活況を呈している中国と、かつては米国繁栄のシンボルだったシリコンバレーの違いを紹介した。

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記者はまず、シリコンバレーは巷で言われるような短期間で発展したわけでなく、多くの企業が数十年に及ぶ苦労を重ねた末にナスダック市場に上場したり、長年の紆余曲折を経たりして、一連の複雑なシステムを構築してきたのが実情であると紹介する。

シリコンバレーで十数年の間に発生した出来事が、今まさに中国で起こっている。その資金規模は少なく見積もっても政府系のベンチャー投資資金だけで200億ドル、これに民間資金や各種ファンドを合わせると400億ドルにも上ると推定されており、シリコンバレーとは状況がまったく異なっているという。

記事は、こうした状況下で中国経済は今後10年間にあらゆる方向に向けて凄まじい勢いで発展を続けるだろう、と指摘する。そのことにより多くの混乱が生じると同時に、多くの利益を生み、多くの損失を被るが、それゆえに多くの野心家や成功を目指すベンチャー企業は中国を無視できない。中国の発展により、今後はこれまでと逆に、米国企業が中国企業から学ぶ要素が増えるだろう、と予測している。(翻訳・編集/HA)

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