<続報><靴投げ事件>英検察、中国からの外交圧力を否定―英メディア

Record China    2009年6月2日(火) 21時16分

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1日、2月に中国の温家宝首相が英ケンブリッジ大学で講演中に男から靴を投げつけられた事件で、英検察当局は「中国政府から外交圧力を受けた」とする指摘を否定した。写真はケンブリッジ大学。

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2009年6月1日、中国の温家宝(ウェン・ジアバオ)首相が英ケンブリッジ大学で2月、講演中に男から靴を投げつけられた事件で、英検察側は「中国政府から外交圧力を受けた」とする指摘を否定した。英BBC放送の中国語版が伝えた。

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事件を起こしたのは同大で病理学を学ぶドイツ人研究生、マーティン・ヤンケ被告(27)。温首相の講演中に「独裁者」などと叫び、靴を投げつけた。検察側はこれを「合法の域を超えた行為」と見て審理を進めているが、ヤンケ被告の弁護士は「検察と警察は中国政府から被告を起訴するよう圧力を受けた」として中止を求めた。

これに対し検察側は「そうした事実はない」と否定、審理の継続を決定した。有罪になれば、最高で禁固6か月、罰金5000ポンド(約80万円)の刑が下される可能性もあるという。(翻訳・編集/NN)

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