Record China 2009年6月1日(月) 11時26分
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2009年5月31日、「第62回カンヌ国際映画祭」に出品されたロウ・イエ監督作品「Spring Fever」(原題:春風沈酔的夜晩)が、熱い注目を集めている。
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2009年5月31日、「第62回カンヌ国際映画祭」に出品されたロウ・イエ(婁[火華] )監督作品「Spring Fever」(原題:春風沈酔的夜晩)が、熱い注目を集めている。NOWnewsが伝えた。
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今年のカンヌ映画祭では、「Spring Fever」が最優秀脚本賞に選ばれ、中華圏の監督で唯一の受賞者となったロウ監督。中国・南京を舞台にゲイの若者ら3人による愛の葛藤(かっとう)を描いた作品だが、中国でタブー視される「ゲイ」というテーマに、国内では物議を醸すとみられている。
中国映画界では「発禁監督」の名で知られるロウ監督。06年の「天安門、恋人たち」では、天安門事件を背景にしたテーマや性描写が問題とされ、中国当局から5年間の映画製作禁止を命じられている。「Spring Fever」は昨年春から、当局の目をかいくぐってゲリラ的に撮影が行われた作品だが、カンヌに登場したロウ監督は、「中国の映画人が、自分の構想を自由に作品にできるようになれば」「性は自由で自然な営み。いかなる拘束も受けてはならない」と話していた。(翻訳・編集/Mathilda)
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