もはや「醜い」中国人ではない=華人華僑のイメージが一変―スペイン華字紙

Record China    2009年5月30日(土) 14時59分

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2009年5月28日、欧浪網は、中国の社会、経済環境、教育の変化に伴い、海外での中国人イメージが変わったことを報じている。写真は安徽省のある公園。立ち入り禁止の芝生に堂々と入り込むなど公共のルールに従わない人であふれている。

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2009年5月28日、スペインの中国語サイト・欧浪網は、中国の社会、経済環境、教育の変化に伴い、海外での中国人イメージが変わったことを報じている。29日、中国新聞網が伝えた。

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十数年前、スペインで働く中国人はほとんどが肉体労働に従事していた。スペイン語も話せず現地の社会になじめずチャイナタウンを形成する中国人はスペイン市民にとって目障りな存在であった。また痰吐きやタバコのポイ捨て、上半身をはだけるなどの「醜い」習慣もイメージ悪化に影響していた。

しかしここ10年というもの中国人イメージは大きく変化している。今や海外で働く中国人の多くは発達した都市の出身者で高度な学歴を備えており、また金を稼ぐためにがむしゃらに働くばかりではなく、現地の生活を楽しみ融和するようになった。

あるスペイン在住の中国人は、スペインでは景気悪化に伴いルーマニア人のホームレスが増加、治安にも悪影響を及ぼしているとして注目されていることを明かした。これに比べ中国人社会は安定しており、失業したとしても新たな道を模索することで社会に与える負担は少ないと話している。

欧浪網は、中国人が貧しい経済状況で身に着けてしまった「醜い」習慣は次第に外国人の目から消え去りつつあると指摘、華僑華人は中国を代表する者として新たな中国人像を示すべきだと主張している。(翻訳・編集/KT)

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