<中華経済>「中国経済の回復基盤はまだ固まらず」中央銀行がリポート―中国

Record China    2009年5月30日(土) 7時19分

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29日、中国人民銀行(中央銀行)は27日に発表したリポートの中で、世界金融危機が中国経済に与える影響は深刻さを増しており、回復に向けた基盤が固まったとは言えない状況だとの認識を示した。写真は安徽省のエアコン生産工場。

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2009年5月29日、中国人民銀行(中央銀行)は27日に発表した「2008年中国地区別金融状況リポート」の中で、世界金融危機が中国経済に与える影響は深刻さを増しており、回復に向けた基盤が固まったとは言えない状況だとの認識を示した。

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リポートでは現在の国内経済の状況について、「外需は引き続き縮小し、一部の産業は生産過剰、一部の企業では経営困難が続いている。また農業の安定的な発展と農民の増収、就業の安定についても問題が拡大中だ」と評価した。

ただ一方では、「経済と社会の発展に関するファンダメンタルズに変化はなく、工業化と都市化、産業と消費の発展は加速している」とも指摘。西部の重慶市や南部・広東省深セン市の発展計画、上海市の国際金融センター化計画などが次々と発表されていることから、地域ごとの経済発展が国全体の成長を押し上げる原動力になるとの見方も示した。(翻訳・編集/WT)

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