2009年5月28日は中国の伝統的祭日・端午節。別名「チマキ節」とも呼ばれるだけに各商店は特設コーナーを設けてチマキを販売している。26日、羊城晩報はなんと一箱3398元（約4万7700円）もする超高級チマキが販売されていると報じた。

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チマキといえば、中国北部ではなつめを使うのが一般的。南部では日本同様、肉などが入ったものも人気がある。もちろん超高級チマキは具がひと味違う。アワビや朝鮮ニンジンなどの珍味が使われている。ただし価値があるのはむしろ一緒に入っているおまけ。なんと有機野菜400キロと引き替えられるカード、抽選で当たる人間ドック診察カードや香袋、切り紙細工など豪華なおまけがどっさりついてくる。

もちろんこの超高級チマキは一般家庭が買う物ではなく贈答用。この状況は中秋節の超高級月餅と同じだ。超高級月餅が禁止されてから贈答用チマキの需要が高まっているという。現在ではチマキにも規制を加えられているためスーパーなどでは販売されなくなったが、ネット通販では販売が続いている。（翻訳・編集/KT）