<中台>台湾の与野党、幹部が相次いで訪中―米メディア

Record China    2009年5月27日(水) 11時21分

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25日、台湾の2大政党、与党・国民党と野党・民進党の幹部が相次いで中国本土を訪問したと米メディアが報じた。写真は25日、北京の「湖広会館」を訪れた呉伯雄・国民党主席一行。同所は孫文が1912年に国民党成立を宣言した場所。

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2009年5月25日、米国営ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の中国語版は、台湾の2大政党、与党・国民党と野党・民進党の幹部が相次いで中国本土を訪問したと報じた。

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民進党所属の陳菊(チェン・ジュー)高雄市長は21日から4日間の日程で訪中し、北京市長や上海市長と会見した。同党の鄭文燦(ジョン・ウェンツァン)報道官は、「陳市長は訪中の間、『我々中央政府の馬総統』という呼称を使い、台湾の主権を強調した」と述べ、「民意重視」の姿勢をアピール、新中派の国民党を牽制した。

一方、台湾の与党・中国国民党の呉伯雄(ウー・ボーシオン)主席は25日、8日間の日程で訪中を開始。中台関係の今後の一層の協力関係に前向きな姿勢を示した。鄭報道官の発言に対しては、「中国共産党と共催する『両岸経済貿易文化フォーラム』では暗黙の了解で対等な立場で互いの立場を尊重している」と反論している。

台湾では先月、馬英九(マー・インジウ)総統が就任1周年を迎えたが、「行きすぎた親中路線」を批判する民衆が大規模なデモを起こしている。(翻訳・編集/NN)

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