台湾で普及するデジタル盗聴器=小型高性能、盗聴発見も困難―テレビ朝日

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24日、テレビ朝日の報道番組「Sunday!スクランブル」は、台湾では盗聴発見が極めて困難なデジタル盗聴器が主流となっていると報じた。写真は香港で販売される米アップル社の「iPhone3G」。

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2009年5月24日、テレビ朝日の報道番組「Sunday!スクランブル」が「恐怖!新型デジタル盗聴器とは!?」と題して報じたところによると、台湾では盗聴発見が極めて困難なデジタル盗聴器が主流となっており、「盗聴事情は日進月歩で性能も盗聴テクニックも非常に進化している」(盗聴調査会社)という。同番組では07年9月、ソウルで使用される日本製の盗聴器事情についても伝えていた。

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台湾では刑法の「秘密妨害罪」で盗聴器の製造・販売・使用は違法とされ、懲役3年以下または罰金3万台湾ドル(約10万円)以下の罰則が定められている。しかしこれまで、政党が盗聴されるなど、数多くの盗聴器の発見が報道されてきた。それだけに、盗聴を発見されにくい新機種への関心が大きく高まっているのだ。

現地の専門家は「台湾はいま、見つけるのが不可能で、携帯電話を使ってどこでも簡単に聞くことができるデジタル盗聴器の時代。すでに1対9の割合でデジタル主流となっている。いままでのアナログ式は電波の到達距離に限界があるため淘汰されつつある」と語っている。

「デジタルは一度設置されたら見つけることはできない」とされる。携帯電話型の場合は、仕掛けられてしまうと通話内容はもちろんメールの中身まですべて知られてしまう。さらに、本来現金輸送車などに設置し防犯目的の「監視盗聴」に使われるGSMグローバルトラッキング型の盗聴器は、盗聴に加えて世界中のどこでも居場所の追尾が可能だという。 

登場した小型盗聴器は縦1cm、横2cm、厚さ3cmの大きさで価格は数万円。ただ、台湾で使用されている同種の盗聴器は携帯電話の方式が違うため日本では使用できないと紹介している。(文章:NK)



   

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