2009年5月20日、英国ニューキャッスル市のアパートで昨年8月、中国人留学生男女2人が惨殺された事件で、殺人罪で起訴されていた中国人の男に33年間仮釈放を認めない終身刑の判決が言い渡された。21日付で中国広播網が伝えた。

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殺された2人はニューキャッスル大学の卒業生で、いずれも当時25歳だった。女性の父親によると、犯人の曹光輝（ツァオ・グアンホイ）は当時、「住む所がない」と言って2人を頼り、アパートの一室に間借りしていた。同じ中国人ということで警戒心を抱かなかった2人はパスポートの確認もしなかったという。

捜査にあたった地元警察は、事件発生当初から2人の部屋にもう1人同居人がおり、事件後に行方をくらましていたことを突き止めていた。その後、中国人コミュニティの協力などもあり、事件発生から約2か月後に犯人逮捕に至った。（翻訳・編集/NN）