米国債買い増し、短期を増やし長期減らす?保有額は日本の倍に―中国

Record China    2009年5月20日(水) 0時47分

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18日、中国が保有する米国債の総額が過去最高の7679億ドルに達した。米国債の買い増しは「腐ったリンゴの中から、マシなものを選ぶようなものだ」という。資料写真。

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2009年5月18日、環球時報によると、中国が3月に米国債を237億ドル買い増しし、総保有総額が過去最高の7679億ドルに達したことが、米財政省の発表した最新データからわかった。

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仏・AFP通信によれば、3月に中国が買い増した237億ドルは昨年11月以来最高額。中国は米債券の最大の保有国であり、また米ドルについても最大の保有国となる。保有する米ドル額はおよそ日本の倍で、ロシアサウジアラビアの4倍にのぼるという。

しかし、中国の専門家らは「金融危機がいつ収束するかもわからず、慎重な対応が求められている」とし、米国債を買い増しすることは「腐ったリンゴの中から、マシなものを選ぶようなもの」だと指摘している。一方、中国は短期国債を買い増しし、長期国債の保有量を減らす可能性もあるという。(翻訳・編集/岡田)

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