半数は「授かり婚」!3割は「産後うつ」に、80年代生まれのママ―中国

Record China    2009年5月15日(金) 22時53分

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15日、中国で80年代生まれの母親たちに複数のメディアが共同で調査を行ったところ、半数超が「授かり婚」であることがわかった。写真は母親学級に参加する80年代生まれの妊婦たち。

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2009年5月15日、中国で「80後=80年代生まれ」と言えば、ワガママに育った一人っ子世代で、行動様式も思考回路もそれまでの世代とは違う「ニュータイプ」と見られているが、このほど80年代生まれの母親たちに複数の報道媒体が共同で調査を行ったところ、半数超が「授かり婚」であることがわかった。中国新聞社の報道。

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調査では約55%の母親が「できちゃったから」出産したと答えている。これについて専門家は、「精神的にも経済的にも自立できぬまま子育て期に入ると、心理的な落ち込みも激しく、産後うつになりやすい」と指摘。それを裏付けるように、約27%の母親が「出産後、気分が落ち込んだ」と回答した。うち、「家族の関心が自分から子供へ向かってさびしい」と感じる女性も多くいると見られ、幼いころから両親に甘やかされて育った80年代生まれの特徴を表していると言える。

また80年代生まれの母親は、90%が「十分な育児の知識を持っている」と考えており、両親世代の子育て方法は時代遅れだと考えている。従って、両親の育児に関する口出しを苦々しく思う一方、実際にはおむつ交換や沐浴などを父母に任せきりの母親も多く、両親への依存心も強いことがわかる。

さらに、子供に出世を望む風潮は「イケてない」とされているようだ。約85%は、「子供が健康でいてくれればそれでよい」と考えている。「今の子供って大変よ。宿題も多く、それが終われば塾通い。多くの両親が、子供を“第2のビル・ゲイツ”にしようと必死なの」と、現在の子育ての風潮を否定する発言も聞かれた。自身もそうした両親のプレッシャーのもとで育ち「子供には同じ思いをさせたくない」と考える母親が多いようだ。(翻訳・編集/愛玉)

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