2009年5月8日、中国新聞社は韓国紙「中央日報」の報道を基に、韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領の大好物が中華料理のジャージャー麺（炸醤麺）であると報じた。

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5月5日の「こどもの日」に約260人の子供たちを大統領官邸・青瓦台に招待した李明博大統領は、「ジャージャー麺が大好きで、たまにピザも食べる」と告白。「青瓦台も出前を頼むんですか？」との質問には「ジャージャー麺の出前をこっそり頼むこともある」と答えた。

青瓦台職員からの電話で注文を受けた外部のレストランは、出来上がったジャージャー麺を青瓦台に持ち込み、X線検査を経た後に玄関横の待合室で職員へ手渡す。空容器の回収は面倒なので、青瓦台への出前はすべて使い捨て容器で対応するという。大統領がこれを食する場合にはさらに護衛官らの「お毒見」が必要となるため、実際には職員が外へ出てジャージャー麺を購入し、それを官邸へ持ち帰ることが多いという。

このほかにも李大統領はトッポギ（餅と野菜の炒めもの）、アイスクリーム、豆粥などいわゆる「庶民の味」にそれぞれお気に入りの店があり、青瓦台の職員だけでなく娘や娘婿にも買ってくるよう指示することもあるとか。昨夏、李大統領はあるレストランの調理人を2回官邸へ招き、特別に冷麺を作らせたという報道もある。（翻訳・編集/本郷）