2009年5月3日、中国の無線ネットワークユーザーのためのポータルサイト「3G門戸網」の張向東（ジャン・シアンドン）総裁は、「3G携帯電話（第3世代携帯電話）ユーザーのインターネット利用者数が、2年以内にパソコンのインターネットユーザー数を超える」との見方を明らかにした。中国産経新聞報が伝えた。

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このほど中国や韓国、日本のモバイル企業などが共同開催した「09年世界モバイルインターネット会議」で、中国の3G携帯の今後の普及見通しについて、張総裁は「中国の携帯電話利用者はわずか数年で約6億人になった。携帯電話によるメールの利用状況などから見て、9000万台程しか普及していないパソコンよりも受け入れられやすいことが証明されている」とし、「3G携帯は今年スタートしたばかりで今は比べようもないが、2年以内にはパソコンによるインターネットユーザー数を追い抜くだろう」との考えを示した。

また、同大会に参加した関係者の多くは、中国の3G携帯電話市場に大きな期待を寄せており、「3G携帯用ネットゲームの開発がユーザーの大幅増に貢献する」との見方をしている。一方、中国工業・情報化部が先ごろ明らかにしたデータによると、08年11月までで、中国の携帯電話ユーザーは6億人を超えており、毎月1．01％、毎年17．51％の速度で成長を続けている。こうした状況から、2012〜13年には3G携帯ユーザーが10億人を超えるとの予測もあるという。（翻訳・編集/HA）