米中の海上戦力比較=差はまだまだ圧倒的―米メディア

Record China    2009年5月4日(月) 18時50分

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4月27日、米ウェブサイト「ディフェンステクノロジー」は米中の海軍力を対比する記事を掲載した。中国が米軍に伍する海上戦力を身につけるには最低でも10年の時間が必要だという。写真は観艦式に参加した中国の原潜。

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2009年4月27日、米ウェブサイト「ディフェンステクノロジー」は米国と中国の海軍力を対比する記事を掲載した。環球時報が伝えた。

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4月23日、中国人民解放軍海軍創設60周年記念の観艦式が開催された。その成功を受け、一部海外メディアでは中国の脅威を喧伝する動きが広がっている。しかし「ディフェンステクノロジー」によると、両国の軍事力には大きな開きがありその差を埋めるには最低でも10年は必要だという。

米軍は11隻の原子力空母をはじめ、短距離離陸垂直着陸機を収容可能な揚陸艦やミサイル巡洋艦など中国が保有していない艦艇を多数有している。ミサイル原潜の数も米軍が14隻に対し中国は3隻と完敗。性能面でも米軍が圧倒的であり、「ディフェンステクノロジー」によれば、人民解放軍海軍の艦艇で脅威となるのは静音性に優れた通常動力型の「キロ級」とその改良型だけだという。

中国近海で戦闘が発生した場合、陸上からのミサイルと航空戦力は米軍の作戦行動を阻止する能力を持っているが、しかし「ディフェンステクノロジー」は米中の衝突が発生する場合、その場所はおそらくアフリカやラテンアメリカなど資源が豊富な第三世界になると指摘、その能力を身につけるには最低でも10年以上の時間が必要だと分析した。(翻訳・編集/KT)

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