<新型インフル>アジア初の感染確認、旅行のメキシコ人―香港

Record China    2009年5月2日(土) 10時14分

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1日、香港でアジア初となる新型インフルエンザの感染者が確認された。これに伴い伝染病警戒レベルが「厳重」から「緊急」に引き上げられた。写真は新型インフルエンザ患者が利用したホテル。消毒が実施された。

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2009年5月1日、香港特別行政区のドナルド・ツァン(曾蔭権)行政長官は記者会見を開き、香港で初の新型インフルエンザの感染者が確認されたことを発表した。アジア初の感染確認となった。これに伴い伝染病警戒レベルが「厳重」から「緊急」に引き上げられた。新華社が伝えた。

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香港で確認された新型インフルエンザ患者はメキシコ人。4月30日午後にメキシコから上海経由で香港に到着した。30日夜、熱などの症状を訴え香港の律敦治医院で検査を受けた。5月1日夜、香港大学により新型インフルエンザ「インフルエンザA型(H1N1)」に感染していることが確認された。

香港衛生署は同患者が利用したホテルの隔離、消毒を実施した。ツァン長官は市民にパニックにならないよう呼びかけ、長官自らが指揮を取る対策グループを結成、新型インフルエンザの拡大防止に全力を尽くすと言明した。(翻訳・編集/KT)

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