Record China 2009年5月1日(金) 10時9分
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4月30日、中国衛生部の陳竺部長、中国農業部の高鴻賓副部長らは新型インフルエンザに関する記者会見を行った。写真は海南省の入国検査所。サーモグラフィーによる検査が実施されている。
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2009年4月30日、国務院新聞弁公室は中国衛生部の陳竺(チェン・ジュー)部長、中国農業部の高鴻賓(ガオ・ホンビン)副部長らを招いて新型インフルエンザに関する記者会見を行った。中国網が伝えた。
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現在、中国の空港や港などにおける入国検査所ではサーモグラフィー(体表面温度測定装置)による検査が実施されている。劉副部長は会見で、4月25〜29日に31人の体温が高い旅客を発見したことを明らかにした。しかし、検査の結果、いずれも風邪や結核などで、新型インフルエンザは確認されていないという。
中国は5月1日より連休入りし、旅行などのため数千万人が移動すると見られる。そのため新型インフルエンザが中国に流入すれば一気に感染が拡大することが不安視される。陳部長は記者の質問に対し、新型インフルエンザの予防対策について話した。くしゃみをする時はティッシュで口や鼻を押さえる、辺りに痰を吐き散らかさない、熱がある場合にはマスクをしてすぐ医者に行くなど各個人が対策を徹底するよう呼びかけた。また、2003年の新型肺炎(SARS)、ここ数年間にわたる鳥インフルエンザの経験から、中国には新型インフルエンザに対応する能力が十分にあると強調した。(翻訳・編集/KT)
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