<四川大地震>震源地の映秀村で「プレハブ商売」が盛況―四川省

Record China    2009年5月2日(土) 21時53分

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4月30日、昨年5月に発生した四川大地震から間もなく1年が経とうとしている。壊滅的な被害を受けた震源地の映秀村。今では村民がプレハブ小屋で食堂や旅館を開業するなど、観光地としての活気を見せ始めている。写真は3月の映秀村。

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2009年4月30日、昨年5月に発生した四川大地震から間もなく1年が経とうとしている。壊滅的な被害を受けた震源地の[シ文]川(ぶんせん)県映秀村。今では村民がプレハブ小屋で食堂や旅館を開業するなど、観光地としての活気を見せ始めている。広州日報が伝えた。

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あの映秀村が観光地として蘇ろうとしている。震災から1周年にあたる5月12日には都江堰市までを結ぶ高速道路も開通し、交通の便も良くなる。村の入口には「5・12震源地、映秀」と刻まれた大きな石碑が。あの日、山の上から転がり落ちてきた巨大岩だ。映秀村は震災後、「地震の村」としてすっかり有名になった。今では旅行会社がツアーを組んで観光客を連れてくる。農民が多かった村民たちはプレハブ小屋で食堂や旅館、土産店を営むようになった。

だが、手あたり次第写真を撮っていくツアー客を複雑な眼差しで見る村民も少なくない。旅行会社は村に事前に許可を取るわけでもなく勝手に客を連れてくる。いくら観光地化したといえ、静かな生活を壊された村民たちは困惑顔だ。「観光地としての魅力は長く続くのか」と憂慮する声も聞こえている。(翻訳・編集/NN)

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