<麻生首相訪中>3G携帯市場に照準、日本メーカーの命運かけ―中国メディア

Record China    2009年4月29日(水) 22時0分

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29日から30日にかけて中国を訪問中の麻生太郎首相は、中国首脳と会談を行うとともに、3G(第3世代)携帯電話の技術協力などについても意見交換を行う予定だという。写真は中国の3G携帯。

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2009年4月29日、中国新聞社が日本の外務省関係者の話をもとに伝えたところによると、29日から30日にかけて中国を訪問中の麻生太郎首相は、中国の温家宝首相や胡錦濤国家主席と会談を行うとともに、3G(第3世代)携帯電話の技術協力などについても意見交換を行う予定だという。

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麻生首相は29日午後、政府専用機で北京に到着した。同日夜には温首相と、30日には胡主席とそれぞれ1時間程度の会談を行う予定になっている。

外務省関係者によると、麻生首相の今回の訪中は、両国首脳相互の信頼と協力の増強や日中の「戦略的互恵関係」のさらなる推進など、重要な意味を持っている。また、麻生首相は両国の青年企業家交流機構の設立を提言するとともに、経済危機、環境問題、新型インフルエンザ対策などでの連携についても話し合う。さらに、3G携帯に代表される情報通信分野での技術協力などについても協議するとしている。

NEC、パナソニック、京セラなど日本の大手携帯電話端末メーカーは、中国の2G携帯電話市場からこれまでにすべて撤退しているものの、先進技術を有する3G携帯電話分野での巻き返しを狙っている。麻生首相の今回の訪中は、経済危機によって大きなダメージを受けた日本の家電・情報通信産業にとって、再び中国の携帯電話市場に参入できるかどうか、今後を占う大きな意味を持っていると見られている。(翻訳・編集/HA)

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