中国・富裕層の若さに注目、日米より20歳若い―米メディア

2009年4月22日、米経済誌・フォーブス電子版は「中国の富裕層はアメリカと比べて20歳若い」と報じた。不況からの脱却をはかろうと、高い消費が期待できる中国市場へ参入しようとする企業は注意が必要だと指摘している。青年参考が伝えた。

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中国市場研究グループの小山（シャオ・シャン）代表は、「中国の消費とセールスを支えているのは32歳以下の若い層だが、こうした状況を認識している企業はかなり少ない」と話す。米コンサルティング大手・マッキンゼー&カンパニー社が行った調査によれば、中国の富裕層はアメリカや日本と比べて20歳若く、45歳以下が80％を占める。

45〜60歳の「文革世代」は、過去に味わった貧困や社会保障システムに対する不安が拭えず、消費よりも貯蓄を重視する傾向があるが、より若い世代は親と同居するなどして自由に使える資金を多く保有しており、その消費も活発だという。（翻訳・編集/岡田）