<社会保険改革>華人・華僑にパニック、海外長期在住で受給資格失う―中国

Record China    2009年4月19日(日) 19時0分

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17日、ブログ「馬可中国 中国のマルコ・ポーロ、欧州にあり」は新医療改革に関する記事を掲載。改革案は長期間海外に居住した者は年金受給資格を失うと規定されているという。写真はニューヨークのチャイナタウン。

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2009年4月17日、ブログ「馬可中国 中国のマルコ・ポーロ、欧州にあり」は新医療改革に関する記事を掲載した。

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4月6日に中国国務院が発表した新医療改革案は、一部の海外在住中国人をある種のパニック状態へと追いやった。それというのも同案には「長期にわたり外国に居住している者は国内での年金、医療保険の受給資格を失う」との規定があるため。保険を手にするために帰国するか、それとも覚悟して海外での生活を続けるか、決断を迫られる者が出るという。

社会保険は国民と納税者に与えられるものと同ブログは指摘、海外在住中国人の多くは稼いだ金を中国に送金しており、その納税額は決して国内在住者に劣らないと指摘する。北京五輪で使われた国家水泳センター・ウォーターキューブは華人、華僑の寄付金で建設されており、その貢献は決して軽視できないもの。しかし現実には華僑、華人への待遇はお寒い限りだ。「祖国への貢献には永遠に門は開かれているが、国の金を使おうとする者には堅く門を閉ざす」という状態だと同ブログは皮肉った。(翻訳・編集/KT)

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