景気悪化に伴い商事訴訟が増加、外資の夜逃げ案件も―中国

Record China    2009年4月19日(日) 13時17分

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18日、最高人民法院の奚暁明副院長はこのほど、世界的な金融危機に伴う経済環境の変化に起因する司法問題が急増していることを明かした。外資の中国撤退に伴う問題も目立つという。

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2009年4月18日、新京報によると、最高人民法院の奚暁明(シー・シャオミン)副院長は、世界的な金融危機に伴う経済環境の変化に起因する司法問題が急増していることを明かした。外資の中国撤退に伴う問題も目立つという。

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奚副院長は先に、人民法院金融危機に伴う商務案件業務への対応を考える座談会に出席、今年2月の商務案件が前年同月比で20%もの増加となったことを明かした。貸借、売買などの契約違反、虚偽内容での借入申し込みなどが増えているほか、外国企業の撤退、債務未整理のままでの夜逃げ、民間企業の破産清算なども増えている。

昨年12月、最高人民法院は破産整理を十分に活用しての、有望な企業の回復に各地の裁判所が協力するよう求める指導意見を発表している。(翻訳・編集/KT)

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