Record China 2009年4月8日(水) 22時22分
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6日、店の看板に4つ星を掲げていた重慶市のレストランが当局の摘発を受けた。市民は高級レストランと勘違いして利用していたが、4つ星は同レストランが勝手につけたものだった。
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2009年4月7日、重慶商報によると、重慶市栄昌県で6日、2年も前から店の看板に勝手に「4つ星」を掲げて営業をしていたレストランが当局の摘発を受けた。
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栄昌県で高級レストランといえば、同県浜河路にある「三和大酒店」。その理由として地元民が挙げるのが看板に掲げた「4つ星」マークだ。夜には星型のネオン管が最上部で光り輝き目立つことこのうえない。同県には大小あわせて数百軒のレストランがあるが、星があるのはこのレストランだけ。地元では婚礼や大切な客人の接待に同レストランを利用するのが常識になっていたという。また看板の「4つ星」を見てホテルと勘違いする旅行客も少なくなかった。
三和大酒店は01年に開業、建築面積2000平方メートルを超える地元で一、二を争う規模の大型レストランだ。経営者の話によると、07年に当局の役人が大勢で同レストランを訪れて賞賛したことから、うれしくて自分で「4つ星」を看板に掲げたという。
6日、住民からの通報を受けた栄昌県工商局、観光局はただちに同レストランを調査。「不当広告と虚偽の宣伝」の事実が明らかになり、厳しい処分を下されることとなった。多くの住民は「4つ星だから高いと思っていた。完全にだまされた」と憤慨しているが、「客の3割は公費で利用する公務員だった。当局が2年間も星に気づかないとは不自然」という疑惑の声もあがっている。(翻訳・編集/本郷)
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