本物のブランドシューズが激安!それもそのはず、わけあり商品ばかり―中国

Record China    2009年4月8日(水) 19時14分

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7日、中国でブランド品の靴が激安価格で売っていればまずニセモノだと疑ってしまうところだが、最近では本物のブランド品を売る地下マーケットもあるという。写真は靴を売る露店。

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2009年4月7日、中国でブランド品の靴が激安価格で売っていればまずニセモノだと疑ってしまうところだが、最近では本物のブランド品を売る地下マーケットもあるという。新聞晩報はそのからくりを報じた。

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問題のマーケットは上海市のある中古靴市場で営業している。ここではニセモノ以外にも、多くの「釣魚靴」と呼ばれる中古品が販売されている。ナイキやアディダスなど新品ならば最低でも700元(約1万円)はするブランド品が、ここならば100元(約1450円)以上することはない。しかもきれいに磨かれ傷んだ部分を取り替えているため、中古には見えないほどだという。

こう聞くといいことずくめのように思えるが、しかし大きな問題が残っている。この「釣魚靴」はなんと盗品だという。住宅から盗難されたもの以外にゴミ捨て場から拾われたもの、さらには病院や葬儀場から買い集められたものまで含まれている。盗品は一足あたり20〜30元(約290〜430円)で各店舗に卸されているという。

華山医院の皮膚科医師は中古の靴には皮膚病の病原菌が残されている可能性があると警告する。また靴底が取り替えられている場合、安い接着剤を使っているためホルムアルデヒド中毒になる可能性もあるという。また盗難品を購入した場合、元の持ち主と出会い嫌疑をかけられる危険性すらある。こうした問題を考え、消費者は安値につられないことが肝心だと指摘した。(翻訳・編集/KT)

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