<中華経済>ペトロチャイナ=タリム油田の原油ガス生産、2020年に現在から倍増へ

Record China    2009年4月8日(水) 5時39分

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7日付の香港・経済通によると、中国石油最大手のペトロチャイナが、新疆ウイグル自治区に保有する傘下油田「タリム油田」で、2020年の原油・天然ガス生産量が原油換算で5000万トンに達する見通しとなった。

2009年4月7日付の香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油天然気股〓(にんべんに分)有限公司(ペトロチャイナ)が、新疆ウイグル自治区に保有する傘下油田「タリム(塔里木)油田」で、2020年の原油・天然ガス生産量が原油換算で5000万トンに達する見通しとなった。07年の生産量2031万トンから2.5倍に膨れ上がることになる。

09年第1四半期(1−3月)の天然ガス生産量は例年より10%前後多い48億立方メートル。「西気東輸(西部のガスを東部に送る)」プロジェクト向けのガス供給量が増える中、生産を強化したことが背景にある。タリム油田は中国最大規模のガス生産量を誇り、最新の調査結果によると、現時点で確認されているガスの埋蔵量は10兆立方メートルを超える。今後30年以上にわたって年200億立方メートルのガスを東部に供給することが可能だとされる。

タリム油田のあるタリム盆地では、同盆地全体の原油・ガスの埋蔵量が160億トンに達するとみられるが、現時点で確認されている埋蔵量は全体の12%にとどまる。(翻訳・編集/KS)

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