70歳にして分かった妻の不貞、子ども3人がすべて他人の子…―江蘇省南京市

Record China    2009年4月6日(月) 0時29分

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4日、現代快報は70歳近い老人が離婚を求めて裁判を起こしたと報じた。3人の子どもがいるが、全員が自分の子ではないことが分かったという。写真は安徽省の親子鑑定センター。近年、DNA鑑定を求める人が急増しているという。

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2009年4月4日、現代快報は70歳近い老人が離婚を求めて裁判を起こしたことを報じた。3人の子どもがいるが、全員が自分の子ではないことが分かったという。

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訴えたのは江蘇省南京市に住む于さん。妻の段さんは近所同士で、親が結婚を決めたという。しかし結婚後は仕事の関係から別居する期間が長くなってしまった。息子1人、娘2人が産まれたものの、夫婦の亀裂は次第に深まっていったという。

亀裂が決定的となったが家の購入だった。当初、不動産登記簿には于さん1人の名前が登録される予定だったが、段さんは自分の名前を加えるよう求めてきた。結婚後の財産は半分が妻のものとなるためにその必要はないと于さんは考えていたが、なんと段さんは離婚訴訟にまで持ち込んだという。

裁判所の調停により離婚自体は回避されたものの、この事件で于さんの決心も固まった。実は子ども3人のうち、于さんに似ているのは息子だけ。娘2人は実の子どもではないと疑ってきたという。そこでDNA鑑定により息子と自分の血縁関係を確かめ、遺産のすべてを息子に譲ろうと考えた。

しかし、鑑定の結果は驚くべきものとなった。なんと息子も于さんとは血縁関係がなかったのだ。3人の子どもはいずれも于さんの血をひいておらず、別々の父親を持っていたことになる。70年近い人生はいったいなんのためのものだったのか、と衝撃を受けた于さんだったが、この事実を前に離婚と子どもの養育費及び賠償金計35万元(約511万円)を求めて、段さんを訴えた。段さんは離婚には同意したものの賠償金は高すぎると反論しており、裁判が続いている。(翻訳・編集/KT)

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