中国、原子力空母の建造計画を初めて認める―中国紙

Record China    2018年3月1日(木) 10時20分

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28日、環球時報(電子版)によると、中国国営の造船企業グループ・中国船舶重工集団はこのほど、公式サイトで、中国初の原子力空母建造計画について初めて認めた。写真は中国の国産空母。

2018年2月28日、環球時報(電子版)によると、中国国営の造船企業グループ・中国船舶重工集団はこのほど、公式サイトで、中国初の原子力空母建造計画について初めて認めた。

同社は公式サイトと「微博(ウェイボー)」に「新時代の発展戦略」と題する文章を掲載。「原子力空母、新型の原子力潜水艇、消音型潜水艇の開発を加速させる」と表明。25年までに海軍が深海・遠海における戦略的な転換を実現するため、レベルの高い武器・装備を納入することを目標に掲げた。ある軍事アナリストは「中国が初めて原子力空母の建造計画を公式に認めた。今のところ『開発を加速させる』段階だろう」と指摘している。

中国船舶重工集団はまた、新型の海軍兵器・武器・装備の重要性を強調。「中国を取り巻く安全環境が新時代を迎え、大きく変化している。海上における脅威も増している。持続的で複合的な発展をめざし、海軍の実力を引き上げる」と表明した。(翻訳・編集/大宮)

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