在日華僑の清明節、異郷の地でも先祖供養―日本

Record China    2009年4月3日(金) 12時48分

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2009年4月2日、日本の華字紙・日本新華僑報は、日本在住華僑の清明節に関する記事を掲載した。異郷の地でも華僑たちは清明節の伝統を守り続けている。写真は山東省青島市で清明節前の週末に供養する人々。

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2009年4月2日、日本の華字紙・日本新華僑報は、日本在住華僑の清明節に関する記事を掲載した。異郷の地でも華僑たちは清明節の伝統を守り続けている。

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清明節は毎年4月4日、または5日にある伝統的な祭日。中国では墓掃除をする風習がある。劉肇新さんの家族が先祖を供養する崇福寺は長崎唐四寺の一つ。江戸時代初期に華僑が創建した日本最古の黄檗宗寺院で、関帝や媽祖までもが祭られている。

長崎は日本華僑発祥の地。日本が鎖国政策を放棄した江戸時代末期から明治にかけ、中国華僑は横浜や神戸などにも居住するようになり、その地の墓地で清明節の儀式を行うようになった。京都や神戸の華僑墓地では清明節が平日にあたると不便なことから、前後一週間程度が祭祀の期間にあてられており、週末を利用する人が多いという。

興味深いのは、清明節の墓掃除が終わると、持ち寄ったお供え物を皆で分け合うこと。その場で食べる者もいるが、室内の仏壇型墓地である場合は不便でもあり、持ち帰ることが多いという。こうした細部の違いにも、それぞれの家族の清明節の過し方が表れている。(翻訳・編集/KT)

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