中国指導者に「新たな自信」、G20を前に強気発言目立つ―香港紙

Record China    2009年4月1日(水) 18時41分

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30日、香港の英字紙は、中国の指導者が突然強気な発言を繰り返すようになったのは、新たな自信をつけた証拠であると報じた。写真はG20に合わせて北京で展示される世界の首脳たちの巨大肖像画。

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2009年3月30日、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは、中国の指導者が突然強気な発言を繰り返すようになったのは、新たな自信をつけた証拠であると報じた。4月1日付で環球時報が伝えた。

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記事によれば、中国の指導者たちはこれまで「能ある鷹は爪を隠す」とばかりに国際社会で大きな発言をすることは控えてきたが、ロンドンで開催される主要20か国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)を前に突然、相次いでストレートな発言をするようになった。

中国人民銀行(中央銀行)の周小川(ジョウ・シャオチュアン)総裁は23日、基軸通貨ドルの限界論を発表。国際金融問題を担う王岐山(ワン・チーシャン)副首相も27日、G20では国際金融システムの改革について具体的なスケジュールを設定すべきと主張している。

記事は、西側の経済が衰弱し、国際社会で改革を求める声が高まる中、世界一の外貨準備を持つ中国が「今こそ発言権を強めるチャンスと立ち上がった」と分析。さらに、中・短期的に見ればドルの地位を脅かす存在にはなりえないが、中国が世界の主導権を握る日が必ず来ると信じる経済大国の者にとっては、その議論を本格的に始める時期に来ているのかも知れない、と指摘している。(翻訳・編集/NN)

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