<中華経済>シノペック=09年の生産目標、原油1%増ガス20%増に設定―中国

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31日、中国石油最大手の中国石油化工股〓(にんべんに分)有限公司(シノペック)は30日、09年の生産目標として、原油を前年比1.3%増の3億100万バレル、天然ガスを同20.5%増の3530億立方フィートに設定したと発表した。

2009年3月31日、30日付香港・経済通によると、中国石油最大手の中国石油化工股〓(にんべんに分)有限公司(シノペック)は30日、09年の生産目標として、原油を前年比1.3%増の3億100万バレル、天然ガスを同20.5%増の3530億立方フィートに設定したと発表した。

原油加工量は同8.9%増の1億8400万トン、化学工業製品の生産量は同8.6%増の683万トンを目指す。石油製品の国内販売は同1.6%増の1億2500万トンとする計画だ。

09年の設備投資は1118億元を予定し、前年より45億元多い。部門別の内訳では油田探査が550億元と最多。将来の原油価格上昇を見越して、油田開発を強化する方針が浮き彫りとなった格好。このほかでは精製に168億元、石油化学に264億元、販売活動に120億元をそれぞれ振り分ける。

29日発表した08年12月期本決算は、売上高が前年比20.99%増の1兆4203億元、純利益が同47.34%減の297.69億元となった。減益要因は精製部門の赤字計上で、同部門の赤字は前年の105億元から615億元へと拡大した。国際原油相場が高騰を続ける中、原油の買い付けコストがかさんだうえ、中国政府がインフレ防止を目的に、国内の石油製品価格を安く抑えたことで、コスト増を製品価格に転嫁することができなかったことも響いた。(翻訳・編集/KS)



   

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