Record China 2009年3月29日(日) 4時18分
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26日、中国人ブロガーが、「中国人は本当に台湾人より金持ちなのか」と題したブログで、庶民の貧しさの上に成り立っている中国の特権階級を批判した。写真は社員旅行で台湾を訪れた大型ツアー団。
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2009年3月26日、台湾メディアが無店舗販売大手・アムウェイ中国法人の台湾ツアー団の行き過ぎた消費を批判したことに関連して、中国人ブロガーが「中国人は本当に台湾人より金持ちなのか」と題したブログを発表、庶民の貧しさの上に成り立っている中国の特権階級を批判した。
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ブログの著者は汪華斌(ワン・ホアビン)さん。汪さんはまず、「台湾人は中国人より豊かなはずではないのか」と疑問を投げかける。中国の観光地では、台湾人はケチなことで有名だ。逆に、台湾を訪れる中国人の消費額は軒並み大きく、アムウェイ中国の社員旅行であるこのツアーでは、6億2000万台湾ドル(約18億円)が台湾に落とされると推計されるという。
ブログによると、海外で豪遊できる中国人は、次の3種類のいずれかに当てはまるという。まずは公費で旅行できる人々。すべて公費で落とすため、いくらお金をつかっても気にしない。次は国有企業の資産を利用して財を成した人々。この種の人々は何代かかっても使い切れない財産をもっている。最後は、100万人規模の人々が1人を養うネットワーク・ビジネスの幹部。
中国の金持ちは豪遊するために海外に行くが、中国は金儲けの場所でしかない。彼らが海外で使うお金は、庶民から搾取した金だと汪さんは言う。汪さんは、「貧しさと隣り合わせの庶民をそばに、中国の金持ちは世界の富豪より裕福だ。これは正常なことだろうか」とブログを結んでいる。(翻訳・編集/津野尾)
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