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24日、第2次世界大戦中に日本軍捕虜としてパプアニューギニアで亡くなった中国人らの遺骨について、秦剛外交部報道官がこれを祖国へ迎える意向を示した。写真は中国本土で唯一存在する、抗日戦争で亡くなった兵士のための慰霊陵園・南岳忠烈祠。
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2009年3月24日、秦剛(チン・ガン) 外交部報道官が定例記者会見上で、第2次世界大戦中に日本軍捕虜としてパプアニューギニアで亡くなった中国人らの遺骨を祖国へ迎える意向を示した。中国外交部のHPの情報として人民日報が伝えた。
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第二次世界大戦中、パプアニューギニアのラバウルには日本海軍航空隊の基地があり、日本軍に連行された中国人捕虜が653人いたとされる。彼らの多くは強制労働の末、現地で死亡。多くが身元不明のまま異国の地に眠っている。昨年末に中国紙がこれを報道すると、国内では数百万人が「遺骨を祖国に戻そう」との運動をネット上で展開した。中国外交部もこの動きを受けて、彼ら「抗戦将士」たちの名簿作りに乗り出していた。
現在、現地の中国大使館が身元確認作業などに動いており、秦報道官は「準備を早急に進め、盛大かつ厳粛に遺骨を迎えたい」と表明している。(翻訳・編集/愛玉)
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